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一般社団法人 ひとよし球磨青年会議所  

2024年度 理事長所信

 

1. 基本理念

人生二度無し~挑戦し続ける青年であれ~

2、運営方針

①地域の未来を見据えた復興の実現

②地域の未来のために共に行動する仲間を募る

③地域の魅力を語ることのできる青少年の育成

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一般社団法人ひとよし球磨青年会議所

2026年度理事長所信

基本理念


 凡事徹底
~一つ一つの行動に、感謝と一貫性を~

第68代理事長  吉田 和樹

運営方針

            ①地域から必要とされる人材育成 

            ②協調性や自主性を育む青少年育成 

            ③未来につなげる組織づくり

1949年より始まった日本の青年会議所運動は、1957年には人吉の地でも巻き起こり、全国で154番目の青年会議所として、人吉青年会議所(現:ひとよし球磨青年会議所)が誕生しました。私は1989年に東京都で生まれました。そのため人吉球磨地域には特段の縁があるわけではありませんでした。そんな私に転機が訪れたのは、2016年。結婚を機に人吉へ移り住むこととなった際です。同年3月には人吉市内にある現在の勤務先へ入社し、その1年 後に、ひとよし球磨青年会議所の門をたたくこととなりました。 入会のきっかけは、社長でもある義父からの勧めでした。東京から移り住み、知り合いもいない私にとって、当初は戸惑いもありましたが、実際にJC活動に参加してみると、ひとよし球磨青年会議所が目先の損得を超えて、地域課題をはじめとするさまざまな社会課題に真摯に向き合う団体であることを実感しました。課題の本質を見極め、その解決に向けた目的や手法を仲間と共に考えることができる。そんな意義ある活動を通じて、「明るい豊かな社会」の実現に向けた日々の取り組みに、心からやりがいを感じるようになりました。そして、令和2年7月に発生した熊本豪雨災害では、私自身の勤務先や自宅を含む地域全体が甚大な被害を受けました。復旧活動や地域支援に携わる中で、地域の絆の強さや、困難な状況下における助け合いの大切さを改めて実感しました。特に印象に残っているのは、被災直後、熊本県内の各地の青年会議所の仲間たちが翌日には駆けつけてくださり、片付けやボランティアセンターの運営などに尽力してくれた姿です。あの光景は、今でも決して忘れることはありません。青年会議所は、多くの団体や会議体の中でも、特に社会課題の解決に取り組むことを使命しています。一般的な団体と比べて、青年会議所は地域社会や国全体の未来を見据え、次世代を担う若者のリーダーシップ育成や、具体的な社会貢献活動を推進し社会の課題を解決することで「明るい豊かな社会の実現に向けて」の理念を核に活動・運動している団体です。私のように、新たに地域へ移住してきた方にとっても、青年会議所での活動は地域資源やコミュニティとの連携を深める大きな機会となります。地域の特性やニーズを理解し、自身の強みや興味を活かした取り組みを模索することで、新たな価値の創出や持続可能な事業機会の発見へとつながります。これからの活動においては、地域との積極的な交流を図り、地域資源を活用した新たな事業展開にも挑戦していきたいと考えています。段階的に価値を高めていくその歩みこそが、自身の成長、メンバーの成長、そして地域の未来へとつながる鍵であると信じています。

 

【地域から必要とされる人材育成】

近年、在籍年数の長い経験豊富なメンバーは減少傾向にあり、入会3年未満のアカデミーメンバーや、理事・役員経験のないメンバーが増加しています。こうした状況下では、次代を担う若いメンバーの育成がこれまで以上に重要となっています。青年会議所の活動を継続的かつ効果的に展開していくためには、ただ会員数を増やすだけでなく、「地域を理解し、行動できる人材」を育てていくことが重要です。まずは、私たちの運動に共感していただけるよう、地域に根ざしたJC運動を着実に展開していきます。人吉球磨という地域の魅力を肌で感じ、誇りを持って行動する若者が増えることで、組織も地域も持続可能な未来へとつながっていきます。人を育て、未来を育てる。それこそが、私たちの目指す「人材育成」です。

 

【協調性や自主性を育む青少年育成事業】

子どもたちは、地域のたからであり、この地域の未来を受け継ぐ主役です。地域の明日を支える人財は、今まさにこの地で暮らす青少年であり、彼らの成長を支えることは、私たち大人の大切な責務だと考えます。 私自身は人吉球磨地域の出身ではありません。しかし、幼い頃は地元の祭りや地域行事に参加し、多くの大人たちと交流を重ねる中で、多くのことを学び育てていただきました。そうした経験が、今の私の原点となっています。なぜ今、青少年の「協調性」と「自主性」を育む青少年育成事業が必要なのか。それは、私自身の経験から強く必要性を感じているからです。

 

・協調性を学んだ原体験 

高校生のとき、私はラグビーを始めました。当初、人にタックルしたり、逆にタックルされたりすることに抵抗があり、なかなか競技に馴染めませんでした。そんな私の考え方を変えてくれたのが、ある日の練習試合での監督の言葉でした。「ラグビーは、どんなにすごい選手が1人いても勝てない。仲間のために体を張れ。」この一言が、チームスポーツの本質に気づかせてくれました。自分のためではなく、仲間のために行動する。これが、私にとって協調性の大切さを知る最 初のきっかけでした。

・自主性を育んだ大学時代

自主性を学んだのは、大学でのラグビー経験です。大学には全国から推薦で集まった実力ある選手が揃い、個々の力が問われる環境でした。入学当初の私は、体格や特筆すべきスキルが乏しく、このままでは試合に出られないと痛感しました。そこで私は、自分の課題を明確にして改善に向けた行動を始めました。体を大きくするために栄養学の授業を受講し、筋力トレーニングに励みました。また、スキルを磨くため、全体練習後に自主的にキック練習を続けました。その結果、3年時から公式戦に出場できるようになったのです。ここで伝えたいのは「努力」そのものではありません。大切なのは、自分の課題を明確にし、それに対して自ら考え、行動する力、すなわち「自主性」です。人吉へ移住してから約5年間、地域でラグビーを教えています。地域の子どもたちと向き合う中で感じるのは、チームで何かに取り組む協調性や、規律を守る姿勢、自ら考えて行動する自主性が、子どもたちの中で徐々に弱まっているのではないかということです。だからこそ、今あらためて、青少年育成に本気で向き合わなければならないと考えています。私たちはこうした課題意識のもと、青少年の成長を支える学びや体験の機会を積極的に提供し、地域の未来を担う人財の育成に取り組んでまいります。具体的には、人吉球磨地域の豊かな自然、伝統文化、そして地域産業に触れる機会を創出することで、子どもたちの好奇心や探究心を育み、地域への愛着と郷土への誇りを育てることを目的としています。こうした活動を通じて、青少年の「協調性」と「自主性」を育み、地域社会に根ざした豊かな人間性を形成できるよう支援し、積極的に行動してまいります。

 

【未来につなげる組織づくり】 

ひとよし球磨青年会議所の活動エリアは人吉市、山江村、相良村、球磨村、五木村、錦町、あさぎり町、多良木町、湯前町、水上村の1市5村4町となります。これまでひとよし球磨青年会議所は、長年にわたり人吉球磨地域のまちづくりに寄与してきました。地域にとって必要とされる団体であるためには、まず地域の背景やニーズを的確に捉えることが必要です。そして、その課題に対して「どのような目的で」「どのような手法を用いて」解決していくのかをしっかりと考え、行動することが求められます。そこに真摯に取り組むことで、地域から必要とされる団体となります。現在のメンバーの多くは、自身の本業でも重要な役割を担うプレイヤーであり、青年会議所の活動に十分な時間を確保できる人はいないと言っても過言ではありません。そのような集団であるからこそ、私たちは「限られた時間を何に使うか」を常に意識しなければなりません。それは組織運営においても同様です。青年会議所は会員の会費によって支えられている組織であり、その運営には厳格さが求められます。中には徹底した議論を必要とする会議もありますが、多忙なメンバーが集う組織だからこそ、柔軟かつ臨機応変な運営体制もまた重要です。知恵と工夫を持ち寄ることで、多くの課題は解決への道筋を見いだすことができます。私たちは、常に物事の本質を見極め、その本質にこそ時間と労力を割くことができるような意義のある組織運営を目指してまいります。また、今後は青年会議所としての「広報」にも力を入れてまいります。これまでに実施してきた例会や事業など、素晴らしいJC活動・JC運動が多くありますが、その一方で、それらが地域社会に十分に周知されていないという課題も抱えています。活動の質をさらに高めることは当然のことながら、積極的な広報活動を通じて、私たちの取り組みをより多くの方に知っていただけるよう努めます。  私たちは、時代の変化に即した柔軟な運営を行い、課題の本質に注力できる体制を整えることで、地域から必要とされる団体であり続けるための礎を築いてまいります。

 

【さいごに】

私がひとよし球磨青年会議所に入会したきっかけは、「自己成長」や「知人をつくる」ことを目的でした。しかし、青年会議所は、「自分のため」に入会しても、活動や運動を通じ て「他人のため」「社会のため」という意識が身につく不思議な団体です。この団体の魅力は、入会当初の目的が変遷しながらも、自然と「他者や社会のために貢献したい」という思いが育まれる点にあります。そして、その過程で、目先の関係にとらわれない、真の人間関係を築くことができるのも大きな特徴です。私の基本理念は、「凡事徹底」です。どんなに小さなことでも、日々の基本を徹底し、積み重ねることが、やがて大きな成果と地域の未来を創造すると信じています。これは、私がこれまでの経験の中で学び、実践してきた最も重要な教訓の一つです。青年会議所の活動においても、地域の課題解決や活性化を推進するためには、日常のひとつひとつの行動を丁寧に、誠実に行うことが重要です。地域の皆さまの信頼を得るためにも、「凡事徹底」を実践し、地道な努力を積み重ね2026年を駆け抜けます。

一般社団法人  ひとよし球磨青年会議所

 

〒868-0037 熊本県人吉市南泉田町3−3 人吉商工会議所 2F

 TEL : 0966-22-6888  FAX : 0966-24-9551

 E-mail : info@hitoyoshikuma-jc.com

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